野性の動物は、いつも餓えにさらされています。食べ物がなくても、すぐには死なないようになっています。また食べなくても、かなりの運動ができるようになっています。人も同じです。ですから、逆にたべすぎや運動不足には弱く、体調をくずす原因となります。

中年以後に多くなってくる病気 いくつかの病気が組合わさっている 治らない‥‥‥予防が大切 治療‥‥悪くしない、身体に合った生活、食事、運動、体重のコントロールがポイント。薬は補助。

膵臓から出てくるインスリンというホルモンが不足しているため、体の中で糖質(でんぷん‥米、麦、芋など 果糖‥くだもの 砂糖)が利用されなくなり、それが血液の中にたまり、小便の中に棄てられてゆきます。

食物が体に入ってきたとき、エネルギーをためておき、必要なときにそのエネルギーを、体の各部に分配する。

体を動かすエネルギーの元になるブドウ糖が、血液の中に入ってきても、それを体のあちこちに運んで、かたちを変えて貯蔵することができなくなります。
 また、貯蔵されたエネルギーの元を、もういちどブドウ糖に変えて、エネルギーとして利用するときにも、うまくゆかなくなり、血液の中ブドウ糖がたまってゆきます。


糖尿病になるわけ
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