0さんと糖尿病 0さんの父‥糖尿病61才没 妹は2名とも糖尿病 0さん‥小さい頃から痩せていたが、病気はあまりしなかった。 高校生の頃から「足のけいれん」がおこりはじめた。 大学生の頃からテニスをよくやるようになり、この頃身長165cm、体重52kg。 大学卒業後運動をやめた頃、62kgまで体重上昇、ダイエット、運動などで55kgとなり、その後それを維持、30代後半になり、再びテニスを開始したが、糖尿病の傾向が出現。 45才、糖尿病の飲み薬開始1錠/日、51才、飲み薬3錠、55才インスリン注射開始、テニスで疲れることが少なくなり、検査結果も好転 0さんと父のちがい 父‥30才で糖尿病、インスリン注射開始、ブタインスリンだったので抗体ができてしまい、あまり効かなくなった。 脳梗塞、腎障害など出現し、61才で死亡。 0さん‥体重コントロールに気をつける。飲み薬を使ってからインスリン注射開始、インスリンは、ヒトインスリンを使用、合併症はない。医学的進歩によるもの。 成人病=生活習慣 成人病とは、糖尿病、高血圧症など年齢が高くなると多くなる病気をいいます。食べすぎ、飲みすぎ、運動不足などが原因です、それで生活習慣病といわれます。 30〜40年前には、こういう病気はありませんでした。日本が全体として裕福になったこと、食料の貯蔵や運搬がしやすくなったことも原因となっています。 食事に気を付け運動することが大切です。 体重コントロールが大切 体重が増えている人、太っている人は、食べすぎです。 「私は、あまり食べないのに太る」という人もよくおりますが、そういう人は、その人の必要なカロリー数以上に食べているということです。 反対に痩せている人は食べ方が足りないのです。 体重を適当に保つということが健康を保つもとになります。 院 長 |